アップデート

2019.09.25

野生の息吹

人の姿というものは固定的な性質でありながら、千差万別である。

また、人の質というものは形の無いように見えて、案外固定的だと思う。

知る限り、愛される人というのは、美しい装いで、刺や毒を以て人に相対せず、

その色は決して派手さを誇らず、その振る舞いは桜花のような芳香すら残す。

それら愛される因子には揮発性があり、生命のように儚く天に昇っては、消し飛ぶ。

 

吹き荒んでいった人生を顧みる時、それらを嘆く自己愛が鬱陶しい。

年老いた私は帰って、ゼルダでもやろう。

では、また。

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