アップデート

2015.10.16

散歩

一乗寺の恵文社には何度か足を運んだことはあるけれど

思い出すときには、いつも決まった時間だけを切り取ってしまう。

そのころに満足していないわけじゃない、だけど、過るのはいつだって同じ記憶。

くすんだ冬、お気に入りだったラコステのマフラー、

デザインだけで少しも暖かくなかったスエードのコート。

記憶の中を生きる私は、まさに人生の春だ。

今は、あの頃とは少し違い、

「いつだって芽吹くことが出来るさ」

って、顔をするのが得意になった。( ̄д ̄)

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・・・随分と

久しぶりに立ち寄った。

「ドーナツを穴だけ残して食べる方法」という本を買った。

そして、店内で素敵なソファーを見かけた、

こんなソファーに腰を下ろして

じっくり時間を使えたら幸せだろうなぁと、考えた。

そして、「いつもの思い出」を思い出した。

春のままかもしれない。

では、また。

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